タイ古式マッサージといえば、「関節をぼきぼき鳴らす」「無理に引っ張る」など、痛いイメージがありますが、実はそれは大きな間違いです。タイ古式マッサージは、決して身体に無理な力を書けることなく、ソフトなリズムと力で筋肉にアプローチを行うため、痛みを感じることはほとんどありません。実際にタイ古式マッサージを行うと、施術中に眠ってしまうことも珍しくないほど。また、タイ古式マッサージを行うと、精神的にもリラックスできることから、「世界で一番気持ちいいマッサージ」とも呼ばれています。
タイマッサージとは?
タイマッサージの特徴
タイ古式マッサージと他のマッサージの大きな違いは、マッサージの行う場所にあります。他のマッサージの場合、腰が痛ければ腰、肩が凝っていれば肩など、不調を感じる場所だけに施術をすることも珍しくありませんが、タイ古式マッサージの場合、頭の先からつま先まで、全身くまなくマッサージを行います。これは、タイ古式マッサージでは、全身の筋肉や関節は独立して存在するのではなく、それぞれに密接なつながりがあると考えるから。もし肩や腰のトラブルであっても、肩や腰だけでなく、身体のそのほかの場所にも原因があるかもしれないため、タイ古式マッサージでは施術を行うとき、全身に対してアプローチを行います。
タイマッサージの効果
タイ古式マッサージの大きな特徴のひとつに、施術を受ける方だけでなく、施術を行うセラピスト本人の身体にも効果があるということが挙げられます。すでに述べたように、タイ古式マッサージは「ふたりヨガ」という別名を持っています。これは施術を受ける側がヨガのポーズを行うのではなく、セラピストもそれをサポートするため同様のポーズを取るという意味。一般的なマッサージでは、セラピストは一方的に力を加えるだけなので、どうしても身体に負担が起こりやすく、施術によって身体を傷めたり、疲れを溜めやすくなったりという影響が起こります。
しかしタイ古式マッサージでは、セラピスト自身の身体もストレッチを行うため、施術を行うことでセラピスト本人にもプラスの影響を与えることにつながります。